ここから3年FIREの実践編です。まずは労働をして種銭を得ようと思います。そのために適しているのは、一体どんな職業なのでしょうか。選ぶときの着目ポイントと、僕の考えた仮説について解説します。
とりあえず、種銭を得るために働こうかな。でも、面倒な入社試験や面接がある会社は避けたいし、できればラクして稼ぎたいなあ。
3年でFIREするプロジェクトは、より多くの人にとって取り組みやすい内容にしようと心がけています。学歴、知識、経験、性別などに関係なく取り組める内容だということです。ぜひ安心して読み進めてください。
目的:種銭を得ること(重要)
3年でFIREを目指すための最初の一歩として、どうにかして種銭を得る必要があります。種銭を得るための最も簡単な方法は労働です。時間を売るのです。種銭を得るという目的を忘れないことが重要です。
とにかく効率よく、とにかく楽して、時間を売りたい。
とにかく効率よく時間を売りたい。これに尽きます。そして、どうせなら肉体的にも精神的にも楽な方が良いでしょう。
その職における中長期のビジョンは不要
目標を達成すれば辞めるという前提のため、必ずしもその職業(その会社)での中長期のビジョンを考える必要はありません。あると良いですが、無くても全く問題ないということです。
必要なのは、自分の人生のビジョンです。
種銭を得るための適職を選ぶポイント
簡単に述べます。
実質時給が良いこと
(実質時給) = (月収) / (労働時間) で計算した数値のこと。
とにかく効率よく時間を売りたいので、実質時給に着目します。ちなみに、僕の新卒正社員1年目を計算してみると、約1,500円/時間でした。この数字では安すぎるということで、下限の目安にできそうです。
最初から多くの収入を得られること
開始直後から効率的に稼ぐ必要があります。よって、年功序列の職業は適していません。長期戦は望みません。
肉体的にラクであること
激しい肉体労働ではないことも個人的には重要だと考えています。自炊する気力を失い外食ばかりになれば健康を乱してしまいます。また、仕事終わりのビールが美味しくて出費が増えてしまっては本末転倒です。目的は種銭を得ることです。休日に嗜む程度なら良いと思いますけどね。
精神的にラクであること
精神的なストレスの最も大きな原因は人間です。面倒な人間関係が少ないこと。場合によっては配置転換させてもらえること。そんな職業が理想的です。
性別に関係なくできること
あえて述べることでもありませんが、性別に関係なくできること。ここまでの内容を満たしていれば必然的にこの条件も満たすことでしょう。
できれば1:社会的信用がほしい
会社員しか経験したことのない方は実感がないかもしれませんが、会社員というのは本当に社会的信用度が高いです。会社員という肩書があるだけでスムーズにお部屋を借りられたり、ローンを組めたりします。そのメリットを享受する機会があるかどうかは人によると思いますが、社会的信用はあって困るものではありません。
できれば2:上手くいかなかった場合の保険がほしい
当初の目的は種銭を得ることですが、不測の事態があれば100%上手くいくかどうかは分かりません。上手くいかなかった場合の保険として、スムーズに方針転換できるポジションだと理想的です。あくまで保険という位置づけとして。
多くの条件を満たす職業について話し合う
たくさんの情報を集めてみたんだけど、無期雇用型の派遣は良いかも。勤務先としては、特に半導体メーカーが良さそうだなあ。
確かに無期雇用だと有期雇用と比べて社会的信用は高そうだし、万一の保険にもなりそう。半導体メーカーが良いのはなぜ??
デスクワークがメインのポジションを選べば、肉体的に楽かと思って。そして、余った体力でブログを書こうと思って。
なるほど、そういう理由か。俺は体力に自信があるから半導体メーカーより自動車メーカーへ行くぜ!あっちの方が少しだけ収入が良いみたいだから!
体力おばけくん、その仕事した後で自炊できる?毎日ビール飲んだりしない?無駄遣いが増えた結果、稼いだ分が相殺されない?
・・・
リンク:半導体工場で働くメリット(記事作成予定)
仮説:無期雇用型の派遣で半導体メーカー勤務が最適か
まとめます。
種銭を稼ぐための適職として、僕は『無期雇用型の派遣』で『半導体メーカー』へ勤務するのが最適なのではないかと仮説を立てました。
- 簡単に入社できるから。
- 最初から好待遇だから。
- 無期雇用の社会的信用性と保険性が魅力的だから。
- 肉体的にやさしい仕事が良いから。
- 休日数が標準的(年間120日以上)だから。
『派遣』に対する世間の評価は、その魅力と比較してあまりにも低いように思う。実態と比べて過小評価されているポジションかもしれない。
実際に自分で試してみた実績(収入、労働時間など)
なんと、僕は実際に自分が立てた仮説を実証しようとしています。日総工産の技能社員(無期雇用派遣)として半導体メーカーで勤務中です。
これは配属前研修に行ってきた記事です。日総工産の研修センターのこと、寮のこと、オカネのこと、休日のこと、移動のこと、研修内容、1日のスケジュール、職員について、同僚について、研修を終えた僕の感想、などなど、気になる情報をたくさん載せています。
こちらの記事では、給与明細を基にした収入実績や、労働実態などについて淡々と記録しています。
まあ、これは僕の社会体験レポートだからね。楽しみながらやってます。
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